これまでネット上では「Apple IDに紐付けてあるメールアドレスを変更するには?」についての記事が多く投稿されてきましたが、末尾が@icloud.comのメールアドレスについては多くの情報サイトで変更が不可能と解説されてきました。
しかしこれが今回可能になったということです。
改善されたApple IDのメールアドレス変更の方法と合わせて、Apple IDや@icloud.comについても説明していきます。
今はまだ話が掴めない方でも、もしかしたらこの記事を読むことでどうしたらいいか分からなかった悩みを解決できるかもしれないので、是非目を通してみてください!
Apple IDのメールアドレスを変更する方法は?
@icloud.comのメールアドレスだと不可能なんでしょ?
Apple IDについて知っておきたい!
- Apple ID / iCloud とは
- [改善]Apple IDのメールアドレスが@icloud.comからも変更できるようになった!
- Apple IDのアドレス変更方法(基本的にどんなメアドでも可)
Apple ID / iCloud とは
Apple IDとは
Appleのサービス全般を使うためには欠かせないアカウントのことです。というかiPhoneなどの初期設定の時点でApple IDが必要になるので、Apple IDがなければ、せっかく買ったApple製品もただの鉄の塊と化します(笑)
具体的にはApp Storeでアプリをダウンロードしたり、Apple Musicを契約したり、無料のFaceTime通話を利用したりするためなどに必要になります。Googleで言うところのGoogleアカウントでしょうか(Googleの場合ログアウト状態でも使えるサービスも多いですが、、、)
そしてメールアドレス自体がApple IDのアカウントになるというわけです。*1
Apple IDを取得するタイミングですが、ほとんどの方が初めてApple製品を買ったときの初期設定中だと思います。
その場合Apple IDとなるメアドをAppleから新規に発行される"@icloud.com"というアドレスにもできますし、普段自分が使用している他社のメアド(@gmail.comや@docomo.ne.jpなど)にもできるというわけです。
iCloudとは
Appleのメアドに含まれている"icloud"ってなんだろうと思われている方も多いかもしれません。iCloudとはAppleが提供しているクラウドサービスを指します。そのまんまですネ。
1つのApple IDにつき無料で5GBの保存容量がついてきます。写真やiPhoneのバックアップとして使われている方も多いと思います。
バックアップはもちろんのこと、iCloudを利用することによって自分の持っている複数のAppleの端末を"同期"することができます。例えばiPhoneとiPadを持っていたとしてiCloudを設定すると、2つの端末の写真、連絡先、カレンダー、メモ、ブックマークなどを全く同じ情報にしておくことができちゃうんです。
[改善]Apple IDのメールアドレスが@icloud.comからも変更できるようになった!
今までの問題点
(⭕️xxx@docomo.ne.jp→xxx@gmail.com ❌xxx@icloud.com→xxx@gmail.com)
先ほどの『Apple IDとは』の項目の最後でも説明した通りApple IDの作成時にAppleから@icloud.comの新規メールアドレスを取得することもできますし、元々使用しているGmailなどのアドレスをApple IDとして使用することもできるのですが、
@icloud.comのアドレスが流出してしまった!
となってしまったときに、Gmailアドレスや携帯キャリアのアドレスの場合は今までも他のアドレスに簡単に変えることができました。
しかし、@icloud.comのメールアドレスの場合はできないとAppleのサポートページでも説明されていました。*2
末尾がicloudのアドレスからは変更できなかったため、例ではgmailが使用されている。
ですから多くの情報サイトからApple IDを作成するときは「Gmailなどのアドレスを使うようにし、@icloud.comのメールアドレスは作成しないように」と言われてきました。
改善後
(⭕️xxx@icloud.com→xxx@gmail.com)
現在公開されているApple IDの変更についてのAppleのサポートページではiCloudのメールアドレスからも変更できるようになっていることがわかります。
例が@icloud.comに変更されている。
今までどうしても@icloud.comのメールアドレスを変更したいという人はApple ID自体を新規に取得する羽目になっていたと思います。
これが想像するだけで寒気がするほど嫌な作業なのですが、よく利用している人ほど面倒です。自分もやろうか迷っていたのですが、改善されて本当によかったです ε-(´∀` ;)ホッ
それでもApple IDの作成に@icloud.comをオススメしない理由
自分が実際に@icloud.comのアドレスからGmailアドレスに変更してみたところ分かったのですが、変更前の@icloud.comのメアドが削除されるわけではありませんでした。
どういうことかというとApple IDには連絡先情報というのが複数登録できるようになっています。ここに@icloud.comが追加されます。しかも削除できません。
Apple IDをまたiCloudのアドレスにしたいときは、以前の使用していた@icloud.comのアドレスになります。ですので「Apple IDを新しいicloudのメアドにしよう!」ということはできないようになっています。
別にそれは気にしないという人はあまり問題はないと思います。
(ここで詳しい方なら「iCloudが削除されずに連絡先情報に追加されるならそのアドレスを知っている人からはFaceTimeとかメッセージの連絡来ちゃうじゃん!」と思われるかもしれませんが、
FaceTimeやメッセージの送受信に使うアドレスは自分でオン・オフが切り替えられるので、連絡先情報に載っているからといって過度に心配する必要はありません。)
Apple IDのアドレス変更方法(基本的にどんなメアドでも可)
- appleid.apple.comにアクセスします。なぜかこのページ、Googleの検索になかなかヒットしないんですよね‥‥‥なんでだろ
- 現在のApple IDのメールアドレスとパスワードを入力し、ログインしましょう。*3
- 下のようなページになると思います。「アカウント」の項目の右側にある「編集」を押してください。
- 「アカウント」の右側Apple IDの2行下「Apple IDの変更...」を選択してください。
- 新しくApple IDとして用いるメールアドレスを入力するポップアップが出てくると思います。入力し終えたら「続ける」を押してください。
- 確認コードがアドレス宛に届くと思います(他社のメアドで連絡先情報に登録されていない場合)ので、コードを確認し、入力してください。
変更後には再ログインが求められる場合があります