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Appleユーザが絶対使うべき便利機能"iCloudタブ"と不具合対処法!

Apple の得意分野、それは「同期」。ハードウェアとソフトウェアを両方手掛けているからこそ実現できる業。

どーも、Toh【とー】です。今回は、Apple製品の標準ブラウザSafariの機能の1つ、"iCloud タブ"についてご紹介します。自分の所有している複数のデバイス間( iPhone / iPad / Mac、どの組み合わせでも可。)で開いているWebサイトを共有する機能のことです。
この機能を使えば、iPhoneだけを持って外出したとしても、それ以前iPadを使って見ていたWebサイトの続きをiPhoneで見ることができます。また、iPhoneで見ていたページを、iPhoneに触れることなく、すぐMacで開くことも可能です。つまりApple端末を最低2台持っている方に超オススメな機能なんです!ただし、iCloud系のの機能についてはバグや不具合が多いのも事実。実際、自分自身もなかなか同期されないことで困っていました。ということで今回は、うまく機能しない時の対処法と、他の解決策も一緒にご案内します!

使用条件

Appleの公式サイトは、この機能について

iCloud タブは、iOS 13 または iPadOS 以降、macOS Mojave 10.14.4 以降を搭載したデバイス間、または iOS 12 以前と macOS Mojave 10.14.3 以前を搭載したデバイス間で機能します。 
引用:Apple サポート

となっているので、ほぼ全てのデバイスで使えそうです。ただし、古いデバイスの時は、同期する他の端末も古くないといけないというややこしいことになっています。古い同士なら使えても、古いデバイスと新しいデバイスの間では機能しないと言うことでしょう。

設定方法

iOS / iPad OSの設定

  1. ホーム画面から"設定"を開き
  2. 最上部に出てくる自分の名前(ユーザ名)をタップします。
  3. "iCloud"をタップし、
  4. 項目の中の、"Safari"をオン(スイッチが緑色)にすれば完了です。

Macの設定

  1. "システム環境設定"を開きます。
  2. 右上の方にあるアップルマークが描かれている"Apple ID"をクリックします。
  3. チェックボックスが並んでいるので、スクロールして"Safari"を見つけて、四角をクリック。チェックが入れば完了です。

使い方

スタートページ(デフォルトでは下の方)に"OOOOOから"という項目があり、そこにタブのリストが表示されます。
スタートページは、新規タブを作成したり、Macならツールバーの"スタートページを表示"というボタンからでも開くことができます。

Macの場合、ウィンドウ上部のツールバーにある雲マークのiCloud タブをクリックすることでリストを表示させることもできます。もし無いときは、ツールバーを右クリックし、"ツールバーをカスタマイズ"を選択したら、雲マークのiCloud タブをドラッグ&ドロップで追加してください。"スタートページを表示"ボタンもここから追加できます。

タブのリストが見つからない場合

まずは、他の端末で一枚以上開いているタブがあるかを確認してください。それでも見つからない場合は、

スタートベージ最下部の"編集"、Macであればスタートページの何も無いところを右クリックするか、右下のボタンからiCloud タブにチェックを入れてください。

機能しない場合

確認①:Apple ID

重要!

それぞれのデバイスに同じApple IDでログインすることが必要です。

iPhoneなどは、設定>ユーザ名(最上部に出てくる氏名)から。Macであればシステム環境設定>Apple IDを選択します。氏名の下に出てくるApple IDが他のデバイスでも同じか確認しましょう。ほとんどの場合がメールアドレスです。

確認②:アップデート

行っていないソフトウェアアップデートがあれば、まずはアップデートしましょう。
iPhoneなどであれば、設定>一般>ソフトウェア・アップデートから最新の状態にできます。Macであれば、システム環境設定>ソフトウェア・アップデートからとりあえず最新にしておきましょう。

解決策

自分は設定を全て確認してもダメだったのですが、今から説明する手順でなんとかなったので、是非試してみてください!方法としては、この記事の最初の方で説明した設定方法」でオンにしてある項目をオフにして再起動です。ただある程度長い時間iCloud タブ機能をオフにする必要も考えられるので、夜寝る前に行い、朝また設定するのが望ましいかもしれません。

※Macを使っていない方は4番から7番をやってみてください。

  1. まずMacのSafariを⌘Qで終了します。DockからSafariアイコンを右クリック>終了でも大丈夫です。
  2. iCloudタブを設定する時の手順で、システム環境設定>Apple ID>iCloudの項目の中のSafariからチェックを外します。
  3. チェックを外したまま、Macを再起動してください。
  4. 次に同期したい全てのiPhoneやiPadなどで、設定>ユーザ名>iCloudからSafariをオフにしましょう。「iPhone上の、以前同期したiCloud Safariデータをどうしますか?」と聞かれたら、iPhoneから削除してください。そうするとオフにしている間は、ブックマークなどが使えなくなり少々不便ですが、再度オンにすれば元に戻ります。
    〜しばらく時間を空けましょう。〜 自分は不安なので6時間くらいあけましたが、そこまでしなくても良いと思います。
  5. Macを持っている方でも、まずiPhoneやiPadを先に操作します。iPhoneのSafariをApp スイッチャーからスワイプで終了してください。詳しい方法はコチラ(Apple サポート)

  6. iPhoneの設定>ユーザ名>iCloudからSafariをオン(スイッチが緑色)にしてください。
    〜また時間を空けてください。〜

  7. Macを使用していなければiPhoneなどでSafariを開いてみて、確認してみてください。Macユーザの方はシステム環境設定>Apple ID>iCloudの項目の中のSafariにチェックを入れてください。
    〜ここで、また時間を空けてください。〜

以上で終わりです。お疲れ様でした!MacやiPhoneのSafariを起動してみて、ちゃんとタブが同期されているかどうか確認してみてください!!
この方法は、自分が試して成功した方法ですが、どの部分が功を奏したのかは難しいところです。ただ同期には時間がかかるので、ある程度の時間を空けたことがよかったのではないかと思います。また、MacとiPhoneの場合に順番を指定した理由としては、感覚として、Macの方に問題があるかのように自分が感じたからです。
もし、それでもダメなようで、どうしてもiCloud タブ機能を使いたいようでしたら、Apple IDをログインし直すというのも1つの方法です。また、面倒臭いですが、バックアップを取ってから端末を初期化するという方法もあります。よりスムーズにiCloudが使える日を待つばかりですね。。。

こんな方法も

AirDrop

みんな大好きAirDrop。Appleユーザの強い味方です。連絡先を交換しなくても、近くにいれば簡単にデータのやり取りができるので、写真などの共有に使われている方も多いのではないでしょうか?
このAirDropはあまりにも大きなデータでない限り、どんなデータもBluetoothで送信することができるので、もちろんWebページも共有できます。また、iCloud タブの代わりになる機能として紹介する理由として、自分に送る時はよりスムーズに使用できることが挙げられます。どういうことかというと、普通AirDropでは、受信者は送られてきたデータを受け取るか、拒否するかを選択しなければなりません。送信者が悪質なデータを共有しようとしているかもしれませんからね。しかし、同じApple IDでログインしている端末間であれば、受け取るかどうかの選択をすることなく、データを送信・受信することができるので、快適に操作することができます。

handoff

これは、同じApple IDでログインしているデバイスの作業をそのまま他のデバイスで引き継げるという機能です。例えばiPhoneでSafariを使っている時にMacやiPadのDockを見てみると、Safariとは別に、もう1つSafariのアイコンが表示されます。またMacやiPadの作業をiPhoneで引き継ぎたい時にはApp スイッチャーを開くと下のバナーに表示されます。それらのアイコンやバナーを選択すれば、一瞬で他のデバイスで見ていたページが引き継がれます。

もし、ご要望、質問などがありましたら、コメントやSNSでお待ちしております。

Photo:Fandom

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