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Amazonで販売している商品ではなく、"Amazonが開発"するプライベートブランド9選まとめてみた。(デバイス以外)

f:id:tohblog:20220131220638p:plain皆さんはAmazonを使ってますか?日本の通販というとAmazonや楽天が有名かと思いますが、基本的には第三者がショップが出店、出品という形をとっていると思います。例えばTohというメーカが仮にあったとして、Tohアマゾン店やToh楽天市場店という名前で出店するのが一般的でしょう。また、Amazon.co.jpが発送の他に販売まで行っているものも多いですね。
そこでなのですが、Amazonが企画・開発までしている商品ってご存知ですか?

Alexa搭載スピーカのEchoシリーズ、電子書籍のKindleやFire TVシリーズなど様々ありますが、今回はそれらデジタル端末以外のものについてご紹介しようと思います。ご存知の方も多いかもしれないAmazon Basicのように、名前でAmazonの開発製品だと一発で分かるものもあれば、調べないと気付かない名前でブランドを立ち上げていることも多いようです。

デバイスはこちら→現在随筆中……

Amazon Basics

Amazonを日頃から利用されている方には有名かと。ケーブル類から事務用品キッチン用品からテントまで。すべての商品がAmazonのロゴで統一されたホームセンターのような感覚です。ブランドコンセプトは「高品質の商品を低価格でお届けします」となっています。他社製品と比べてみても確かに手頃な価格帯になっていることが多いです。
PCからAmazonを利用する方はAmazon.co.jpのトップページのメニューバーからすぐにAmazon Basicのストアフロントに行けるようになっています。人によって順番は変わるよう(下画像)。言われて初めて気づくパターンのやつかもしれません笑

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我が家では備蓄用に電池を大量に買っています。あとケーブルもいくつか買った時がありますが、問題があったことはありません。ブランドを一言で表すと"安定"でしょうか。ただ、開発は海外で行われているはずですので、日本の質の基準とはちょっと違う可能性もあるかもしれません、、レビューも豊富なので、参考にされては?

Amazon Basics(Amazon ベーシック)のストアフロント

Amazon Essentials

米国で、数多のアパレル業界を猛スピードで追い抜いたとかなんとか、、、メンズレディース子供服はもちろんのこと、シューズバッグまで。いつから日本のAmazonで販売し始めたかわかりませんが、気づいたときにはいたという感じ。まだ日本のAmazonのファッション分野では存在感は薄めな気がします。
Prime Try Before You Buy(元Prime Wardrobe)という試着サービスを使えば家を試着室にして、合わなければ送料無料で返せて便利。他のアパレル会社にはなかなか真似できないサービスかと。
自分はメガネや時計はある程度ちゃんとしたものを買って、服にはお金をかけないタイプ。それこそGUなどで普段は事足りているのですが、以前使ったGUの通販は送料や返品条件などがイマイチでした。ぜひ日本でもAmazon Essentialsを拡大していってほしいものです。

Amazon Essentials(Amazon エッセンシャルズ)のストアフロント

AMAZON ORIGINAL

こちらは開発商品ではなくAmazonが製作しているドラマ、映画、番組の総称になります。Amazon Prime の会員なら無料で利用できるPrime Videoで視聴できる作品になっています。松本人志さんや香取慎吾さんのCMをテレビでよく見かけました。他の動画配信サービスも各々の独占配信の作品を製作することが、最近では当然のようになってきていますね(YouTube OriginalsやNetflix独占配信、huluオリジナルなど)。

Amazonオリジナル作品(日本)の検索結果

Amazonオリジナル作品(海外制作)の検索結果

Amazon Mastercard

Amazonのクレジットカード。つい最近サービス内容が変わりましたので一応載せておきます。年会費がずっと無料になったのは大きいですね、持っておいても損はないと言えます。自分はまだ作ってないですが。

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Amazon Mastercard(アマゾンマスターカード)

Amazonブランド

Happy Belly (ハッピーベリー)

ペットボトルのお水お茶お米レトルトのカレーまで。Happy Bellyのマークが付いたドリップコーヒーはUCC製だそうです。イメージとしてはセブン&アイのオリジナル商品の展開に近い気がします。セブンイレブンやイトーヨーカドーで売ってますが、あれも他の企業と提携して作ってますものね。

Mama Bear (ママベアー)

名前から雰囲気が伝わってくる通り、赤ちゃん用品のブランドです。(時代的には子育てはママだけの仕事ではない気もしますが。)おむつウェットティッシュ赤ちゃん用の麦茶綿棒肌着などを購入することができます。

Presto! (プレスト)

こちらは日用品。品数は少なめ。なぜかマスクは小さめのみの販売。他には綿棒、黒綿棒、クイックルワイパー的なおそうじシート保湿ティッシュトイレットペーパー。これはシングルもダブルも用意されてます。現時点で検索にヒットしたのは以上のみ。ちなみに自分はシングル派……とかは特にないのですが、ダブルのメリットがあまりよくわかってない人間です笑

Wag(ワグ)

ペット用品はWag。ペットシーツ(厚型はアイリスオーヤマ、薄型は山善共同開発)、消臭猫砂(こちらもアイリス)、トイレに流せるフンの処理袋キャットケージやトラベル用のペットのカゴがあります。

SOLIMO(ソリモ)

記事を書きながら思ったのですが、SOLIMOは商品のジャンルがわかりません(汗)。ブランドのキャッチコピーは「気軽に買える、お気に入り。」となっていますが、一貫性がなさすぎて(笑)。今挙げたHappy Belly、Mama Bearなどの4つのブランドのどれにも当てはまらない商品が、このSOLIMOとして振り分けられるかと思ったのですが、パックティッシュゴミ袋もこのSOLIMOブランドとなっているので、なぜ日用品のPresto!ブランドにしなかったのか、疑問が残りますネ。
はごろもフーズとSOLIMO両方のロゴがついたシーチキンや、日清オイリオのアマニ油、指定医薬部外品の栄養ドリンクなどなど、結構Amazonブランドの中では種類多めな方だと思います。

以上を見た限り、名前だけではAmazonが製造しているとわからないものが多いです。商品の名前の先頭に[Amazonブランド] と表示されているものがそうだと考えても良い、、、とも思ったのですが例外もあるようです。

豆知識

[Amazon限定ブランド] と書かれているものも数多くありますが、限定と書いてある通り、第三者がAmazonだけで出品しているものというだけで、Amazonが開発しているわけではないようです。Amazon限定ブランドプログラムでAmazonからの承認が必要です。

自分が思うAmazonが開発する商品の狙い

~コスパを上げることで、その商品が売れる以上のメリットを得られる~

セブンコーヒーが美味しいのに安い理由には"集客"という理由があると聞いたことがあります。コーヒーが大した利益を生み出さなくても、コンビニを選ぶときに「コーヒーが美味しいからセブンイレブンにしよう!」と考える人が増えれば、必然とコーヒーと一緒に他の商品も買われる可能性が上がるわけです。
これと同じ狙いが、Amazonのプライベートブランドにもあるんじゃないかと思っています。というのもプライベートブランドが安くて良い商品であれば、今までAmazon以外でショッピングをしていた人もAmazonに登録することでしょう。Amazonに登録した人はせっかく登録してあるのだからと洋服以外の商品にも手を出すはず。。。Amazonは日用品も近所のスーパーより安いと思うのですが、通販に慣れてない人だと登録するのもめんどくさいと感じてしまうのが現実。さまざまな方向から、新しい利用者を獲得しているんですね。

海外にはもっといっぱい。

日本ではまだまだ展開の余地のあるこれらのブランドですが、アメリカのAmazonのサイトを見たところ、Amazonブランドだけで、家のもの大体揃うんじゃないかというくらい充実している印象を受けました。理科室で見かけるような顕微鏡でさえ、Amazon Basicsで3、4万ほどで販売していました笑笑
例えば洋服ブランドAmazon Essentialsでは、女性、男性、赤ちゃん、子供服に加え、体が大きめの人用の服や、帽子、手袋、マフラー、カバン! サイフ!! イヤリング!!! ネックレス!!!! 時計!!!!! メガネ!!!!!! ベルト!!!!!!! ネクタイ!!!!!!!! がAmazonのオリジナル商品!!(←自分で記事書きながら驚いてます) それぞれが種類豊富な中から選べるようになってます!

米Amazon Essentialsのストアフロント

日用品ブランドのSOLIMOも米Amazonだと、洗剤からマウスウォッシュから歯間ブラシからおしゃぶりまであって、コストコのような気分になってきます。

米AmazonのSOLIMOの一例

海外の方はあげていくとキリがないので、また別な記事にでもまとめようかと思います。もちろん日本の方も、ブランドごとにまとめた記事をいつか出すつもりです。その前に日本もアメリカのようにどんどん展開していってほしいですね。ぜひ、SNSの方のフォローよろしくお願いします!

※企画にAmazonが参加していても、他の企業がサプライヤーとして、開発、製造していることがあります。

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